『和子の部屋』読了~

阿部和重さんという作家さんは、名前は知ってるけど作品は読んだ事がない作家さんなのだけど、『和子の部屋 小説家のための人生相談』は相談相手の作家さんに興味のある方が数名いたので、読んでみた。

10名の女性作家さんが相談をしているのだけど、そのうちの5名がお目当て。

ちょうど半数ですね。

江國香織さん、川上未映子さん、金原ひとみさん、綿矢りささん、川上弘美さん。

小説自体の相談になると、やはり阿部さんの小説を未読なせいか、あまりピンとこなかったりしたけれど、その他の話なら、知ってる作家さんの回は面白かったです。

綿矢りささんが1番面白かったけど。

それと、どうして阿部さんが「和子」というキャラ(?)として相談を受けているのかがイマイチ分からないのですが……。

もっと女性っぽく貫くのかと思ったけど、話し方も別に普通だし。

他の阿部さんのエッセイなり対談なりを読んだ事がないので分からないのだけど、読めば「和重」と「和子」の差みたいなのが分かって面白いのかしら?
未読の作家さんでは、加藤千恵さんと島本理生さんの回が恋愛ガールズトークな感じで面白かった。
2対1っていうのも相談というよりは、楽しいトークな感じだったし。

でも本書が「相談」なので、私のこの感想は的外れだけども。

最初はお目当て作家5名のところ以外は読まない予定だったけど、結局全部読みました。

あと、カバーがビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のパロディなので、見てると面白い。
芥川龍之介はやっぱりあのお馴染みの顔で。トールの値引き金額の限界はコチラ